一度はこのお方を語っておかなくてはいけませぬ。
出会いは中学の頃でしょうか?
いや、もっと以前から彼の叩いている作品は日常で浴びるように聞いていたはずです。
最初のバンドはKYLINと言う今となっては伝説のバンドです。渡辺香津美、矢野顕子、坂本龍一、小原礼...当時のスーパーセッションミュージシャンが作ったバンドだったんですね。そしてこのバンドでの活動の後2年ほど世間から一瞬居なくなっちゃうけれど(音楽ファンなら事情はご存知だと思いますけれど)、カムバックしていきなり松岡直也のWesingで強烈なリスタートを果たしてそれ以降グイグイシーンで活躍してきていまに至るのですが、メディアにもかなり露出しているので皆さんきっとご存知ですよね。
その彼の名前は
村上“ポンタ”秀一。
彼のキャリアなんて語り尽くせないです。何と言ったって彼が携わった作品なんて1万枚を越えるって言ってるし。日本で1番稼いでいるドラマーですからね(笑)
最近はあまり彼が叩いているところへいってませんが、昔は良く六本木のピット・インなどに聴きに行きました。彼のドラミングは超・一流って評価するかどうかはコアな音楽ファンなら分かってもらえると思うのですが意外とそうでも無いのですよね。ただ、やっぱりポンタさん意外にあのドラミングは出来ない。そう、絶対に出来ない!!ワン&オンリーなんです。だから彼がファースト・コールで呼ばれる。「この仕事はポンタじゃなきゃダメっ」って言う事なんです。それは通常じゃなかなかありえないのね。この世界でも本当に特別な事です。
ちょっと前に吉田美奈子さんのライブのサポートで叩いているやつとかを拝見していたりしていたのだけれど、昨日見直したあの角松敏生の活動凍結目前のライブビデオでのポンタさんのカッコいい事カッコいい事!!やっぱ、ある意味惚れちゃいます。男として、ドラマーとして。見せ方を知っているなぁ〜、グルーブのツボ知っているなぁって。久し振りにビデオ観て何だか悔しい思いをしたりしましたな。