先日購入したアルバム、渡辺香津美 "TO CHI KA" ですが、20年以上たった今改めて聴き直してみると。
参加ミュージッシャン達の演奏の若さを感じてしまう。
当然、レコーディングの行われた当時の彼らの年齢を自分は遥かに上回ってしまっているのでそう感じてるのかも知れませんが、たとえばドラムのSteve Jordanのプレイをとってみても結構勢いと言うか突っ込むところはいっちゃってるし(笑)
想像するにスタジオでクリック無しでおおよそのトラックのレコーディングは“せーーの!!”で皆で録ってるんだと思うのでそう言った細かい事は沢山あるのだろうけれど。
当時聴いてコピーしてた時には感じなかった部分だよね。
今は本当に皆上手くなっててレコーディングで「キメ」の部分で演奏がばらけたりってあまり無いよね。しかもポップやロックではデジタルで取り込んで修正出来ちゃったりするし。
しかし、ジャズの現場ではあまりない事だとは思うので、こう言ったズレやミスは非常に若さだったり人間臭さだったりを感じさせてもらって面白いです。
"Unicorn" の熱い部分って高校生の時には本当に、本当にカッコよくて....
この曲はキャッチーなAメロと、ホットなインプロヴィゼーションとマイニエリが奏でるクールなタッチのソロの導入〜徐々に熱く盛り上がって行く部分....高校生には刺激的すぎたよなぁ(笑)
しかし、よくもまぁ、こんな曲コピーしていたもんだ。(でも、まともに叩けていた訳じゃないけど...)